人生の夢 実現した 39年失ったものが増えた E.YAZAWA 2018 69 STAY ROCK 親子の愛

いつの日か親父と矢沢永吉さんのコンサートに行きたい オレの人生の夢 39年間想い続けました

永ちゃんは走り続けてる 俺も走り続けて 間に合った 
腰が痛い親父もこの日は一言も痛いなど言わず 子供のようにハッピーな親父が居た39年前 オレが誕生する前の親父の魂は忘却の彼方から 蘇る 

オレは児童施設に行くしかなかった4歳のころ
妹とは、1歳 オヤジは、24才 
母親が、男が出来て俺たちは、3人だった。
仕方なく児童施設で、オレは、教育されたんだ。
あまりにも酷いから新聞にも載るような施設だったよ。
闇を刷り込まされる闇 恐怖 痛み 試練 強制

布団の中が一番怖かったよ 布団の中が一番怖い 消灯の時間 毎夜何年も繰り返され

学園の教育、性的虐待、暴行、差別 言葉なら類語や対義語まで含めた概念の表現 

言葉にできない思い 長い年月 布団の中が一番怖い

児童施設は、入れるのは、簡単だが出すことは、難しい。
何年も待った 親父は 施設生活の中身を知らなかった
オレは片親でも会いに来てくれるオヤジが居たから 両親が居ない高校生や中学生たちからしたら オレは、幸せ者扱い しょうがねえ 好きにしやがれ 
仕方ない どんなことも耐えて生き延びてやる なぜなら 待ってたから 
何年も迎えに来てくれることを信じて オヤジを待った
オレは親父に学園にいる時に1枚の手紙を貰った 親父が自分で矢沢永吉さんの逃亡者を書いてくれた。
カセットテープを図書館で借りて 「黒く塗りつぶせ」のカセットテープを手に入れて
オレはすっかり永ちゃんの歌が大好きになった
オレの名前は永次 永ちゃんが好きな親父が名ずけ親
親父は見捨てなかった 確か小学校4年とか5年の頃だったかな
生き延びた オヤジは数年して、偽装結婚して学園からどうにか抜け出せたんだ。

外の世界は、別世界だった。

外での世界での布団の中は、ゆっくり39年の時が増え布団の温もりの中に
「パ〜パ」と布団の中は賑やかになった だんだんと豊かに思えてきた オレ幸せなんじゃないかなって
 自分次第じゃ間に合わなかった 全ての人の軌跡が奇跡を生む 達成したからこそ 頂に立った 景色はいつもと変わらない  人生の夢を実現してしまった。 2018年 9月8日の京セラドームまで39年かかった
長い道のり やる奴はやる 成り上がる 掴み取る 実現しました オレの人生の最高の夢

いつかの日かオヤジと矢沢永吉さんのコンサートへ行きたい 親子の絆 長いストーリー
39年失ったものが増えた。 
永ちゃん 走り続けてくれてありがとう 矢沢永吉さんのライブでの一体感の中でオレと親父は心の中で言葉にならない思いが、39年の全て感謝 やったぞ 本当に実現した。

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夢の実現